みそ汁と具には相性というものがありますが、みそ汁に入れる具のベスト12を調べてみました。
朝食抜きという人も増えているそうですが、具だくさんのみそ汁を飲むだけでもかなり違います。
相性のいいみそ汁の具
まずダイコン、次に豆腐、ワカメ、ナス、ネギ、サトイモ、油揚げ、アサリ、シジミ、モヤシ、ナメコ、キャベツといったところでしょうが。
豆腐には、ワカメ・長ネギ・ナメコ・生シイタケ・カブ・ミツバ・エノキ
ダイコンには、ダイコンの葉・油揚げ・湯葉・ミツバ・ニンジン
サトイモには、厚揚げ・マイタケ・シュンギク・ホウレン草
ジャガイモには、インゲン・玉ねぎ・キャベツ・絹サヤ・ニンジン
油揚げには、インゲン・コマツナ・キャベツ・豆腐
ナスには、ミョウガ・油揚げ・シイタケ・カボチャ
ゴボウには、豚肉・こんにゃく・サトイモ・長ネギ・豆腐
ホウレン草には、油揚げ・シイタケ・卵・ガンモドキ
これらの中でも、相性第一位にあげたいのはナスです。
米みそでも、麦みそでも、豆みそでも、ナスの料理にみそほどぴったりというものはないと思います。
各地の天然物を食べるのに相性のいいみそが、それぞれお国自慢のたねということでしょうが、日本中どこでも、食べられているダイコン、ワカメ、豆腐、ナス、アサリ、シジミ、キノコの類ならば、どんなみそとも相性がいいようです。
前の日に下こしらえしておき、朝、みそをとき流して入れると、香りがいきた、おいしいみそ汁が簡単に味わえます。
みそ汁の具が何もない場合は、田舎ならちょっと庭先に出て、ハコベやタンポポを摘んで入れでもいいのです。
小ぶりの花ならそのまま、大きな花ならちぎって、花びらにして浮かせると、それはきれいな季節椀になります。
タンポポは、フランスではサラグに登場する野菜です。
若い葉を摘んでよく洗い、オリーブ油、塩、コショウをかけるだけで、おいしいサラダになります。
ちょっと苦みがあるところが、なんともいえない味わいです。
ある地方では、タンポポをよく食べられ、タンポポの茎と薬を一瞬、湯に放ったらすぐに取り出し、みそ和えにしたり、すりごまで和えると、ちょっとほろ苦い味わいの「箸休め」になります。
タンポポの新芽にはビタミンC、Dがたっぷり含まれており、とくに母乳を飲ませている人にはおすずめです。