村上春樹さんの長編小説『1Q84』が驚異的なペースで売れている。
「BOOK1」と「BOOK2」を合わせた発行部数は今月200万部を超え、いまだに勢いは衰えない。
その余波で、村上さんの既刊が大幅に増刷となったほか、作中に登場した文学やクラシック曲までが突然売れ始めるという思わぬ経済効果も生み出しているようです。
関心の高さは、発売前から伝わっていたようで、大手ネット書店のアマゾンジャパンは5月20日時点で、2巻計1万冊の予約注文があることを公表。発行元の新潮社では予約の殺到を受け、初版部数(20万、18万)を各5万部増刷した。
文芸作品で数万部規模の事前増刷が決まるのは異例。今月1日には「BOOK1」が100万部を突破したが、「前代未聞といえる早さ」(新潮社)だった。出版不況のなか、突出したベストセラー『1Q84』現象となっている。
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みみ
[2009/7/22(水) 15:23] [削除]